インパネのデザインは若干手前に向かって傾斜がつけられたトップパネルによって、開けたイメージが与えられている。ダッシュパネルは、トップパネルから急な角度で落ち込んで設定される。なだらかなカーブを描いた現在のインパネデザインのなかでは、こうしたエッジの効いたデザインはなかなか新鮮だ。
センターパネルはオーディオ(もしくはナビ)のスペースとしてとられ、その下にエアコンの操作系を配置。さらにせり出すようにパネルがのばされ、そこにATセレクターが配置される。センターパネルのデザインは左右シンメトリーとなっていて、全体を引き締めている。エアコンの吹き出し口は縦型デザインを採用。ナビモニターの拡大などにより、横型デザインの採用が難しくなっていることもあるが、こうしてみると横型デザインよりもスッキリとした印象を与えてくれている。
インパネのカラーリングはハイスタイルとスポーツスタイルの2種を用意。ハイスタイルはアッパー部分をダーク調、ロア部分をベージュとしたもの。スポーツスタイルはロア部分までがダーク調となる。ハイスタイルは全車に設定されるが、スポーツスタイルは23Cスポーティパッケージと23Tのみの設定となる。つまり、両車は内装色の選択が可能というわけだ。
|