今年2006年、1966年の誕生から40周年を迎えたカローラ。カローラは、140以上の国・地域で販売され、累計の販売台数が約3千万台を越える21世紀を代表するベストセラーの一台。そうしたカローラの思想を受け継いで、カローラがフルモデルチェンジ。10代目と新型カローラは、コンパクトセダン・ワゴンの新しいスタンダードを目指す。
新型カローラ セダンは「カローラ アクシオ」という名前で新しくスタート
新型カローラには、3つのコンセプトが与えられた。「カローラのDNAともいうべき優れた”基本性能と上質感”を継承し深化させること」「時代をリードするプラスαの魅力を付加すること」「細やかな心遣いを積み重ねて車造りをすること」。
これらのコンセプトを踏まえ、カローラ セダンでは、ユーザーに訴えかける「安心感」「先進性」「スタイル」を重視し、カローラ フィールダーでは、アクティブライフを演出できる「走りの楽しさ」「実用性」「スタイル」を重視して開発された。
特にカローラ セダンは、カローラが培ってきた「誠実」「信頼」「安心」といったブランド価値を踏襲し、より高い“品質”という込めて、“COROLLA Axio(カローラ
アクシオ)”というネーミングが与えられ、新たなスタートを切った。
躍動感あふれるエクステリアと上質で快適なインテリア
新型カローラは、スタイリッシュで躍動感あふれるエクステリアに生まれ変わった。トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き、明快)」に基づき、カローラ
アクシオは、「ACTIVE&PREMIUM」、カローラ フィールダーは「STYLISH UTILITY WAGON」をテーマに、新鮮さとクラスを超えた車格感、実用性を両立。コンパクトなボディサイズを感じさせない躍動感あふれるスタイルを目指してデザインされた。
全高は、従来型に比べて10mm低くなり、後方へ流れるようなドアラインが、シャープでスタイリッシュなプロポーションを実現。さらに大径ホイールを採用し、従来型カローラよりトレッドを外に出したことで、スタイリッシュなプロポーションに安定感が加えられている。カローラ
アクシオには、スウィープカットピラーと名づけられた特徴的なキャラクターラインが与えられている。
インテリアは、誰もが実感できる上質感を目指し、各パネルの隙間や段差など、細部にまでこだわった作りこみがなされている。
新しいパッケージを採用したことにより、開放感のある運転席レイアウトとゆとりの室内空間を実現。後席足元もフラット化され、広々としたレッグスペースが確保されている。カローラ
フィールダーには、世界初のワンタッチ格納式リアシートが採用された。
走りと環境性能を両立させたパワートレーン
「走り出せばすぐにわかる」ひとクラス上の上質な走りを目標に走行性能を追求。エンジンは、燃費性能・環境性能を高めつつパワーアップした新開発1.8リッター
2ZR-FEエンジンと1.5リッター 1NZ-FEエンジンの2種類を設定。AT車には、Super CVT-i(自動無段階変速機)を採用。ワイドな変速比と低速からロックアップ可能なトルクコンバーターを採用し、優れた燃費性能と高い動力性能を両立させている。
また、1.8リッターCVT車には、7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを採用。マニュアル感覚のシフト操作が楽しめる。さらに、HDDナビゲーション装着車にはNAVI・AI-SHIFT制御を採用。ナビゲーションの道路情報と道路勾配情報に基づいて、適切なCVTの変速制御を実施し、コーナリング時や山間部などでのアクセルコントロール性やドライバビリティを高める。
先進の安全装備とクラスを超えた快適装備
カローラ
アクシオは、全車にバックモニターを標準装備(カローラ フィールダーはオプション)。後退駐車支援システム「インテリジェントパーキングアシストシステム」を装着した場合、車庫入れや縦列駐車の際に、後退操作の参考となる案内線をモニターに表示。ステアリング操作のタイミングなどが音声でガイドされ、よりスムーズな後退操作が可能となる。
また、先進のプリクラッシュセーフティシステムやキーを携行するだけでドアの解錠・施錠やワンプッシュでエンジン始動ができるスマートエントリー&スタートシステムなどクラスを超えた安全・快適装備が設定される。 |