Jrへの期待は名車である証拠 |
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「ムラーノ」というネーミングが、イタリアの歴史あるムラーノガラスの産地であるヴェネチアの“ムラーノ島”からきていることは、クルマ好きの間ではよく知られた話だ。
ムラーノの2004年9月のデビューは、我々にそれまでのSUV像から、新たなSUV像へとシフトチェンジさせた衝撃の瞬間でもあった。
同時にそれは衰退していた日産が、新生日産へと変革している真っ只中での出来事だ。
それまでの国産車には無かったスタイリッシュでアーバンな“ネオ・フォルム”を身に纏い、これぞシティ派SUVだと象徴させるデザインを展開させてきたのは、
見る者を間違いなく圧倒させた。
当時既に、国内SUV市場を席巻しはじめていた人気のアッパークラスSUVをも圧倒する程の勢いを感じさせたデビュー劇は、未だ記憶に新しい。
そんなムラーノは当初北米専売モデルとしてアメリカで先行デビューを飾る。
SUV大国アメリカでも高いデザインとユーティリティ性能で評価を得て一躍人気SUVに躍進。
その後この影響からか日本国内でも販売を求める声が急速に高まり、そして現在に至っているわけなのだが、この2代目となる新型ムラーノも初代と同様、2008年1月に一足先に北米で販売を開始している。
では新型ムラーノはどのような変化を遂げているのだろうか。
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