進化するプレミアム・ドライビング |
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新型ムラーノのエンジンは、パワーある走破性を持つV6 3.5Lと、アクティブな軽快性を持つ直4 2.5Lの2種のラインナップ。
駆動方式は先代の2WDを廃止し、4WDオンリーの設定となった。
そしてトランスミッションは新型ティアナから搭載されたエクストロニックCVTに燃費性能を向上させるアダプティブシフトコントロールを全車に採用。
ちなみに3.5L車はCVT−M6なる“6速マニュアルモード付無断変速機”が設定される。
3.5Lエンジンは最高出力260ps、最大トルク34.3kgmを発揮。
一方2.5Lエンジンは最高出力170ps、最大トルク25.0kgmと、明らかなる二極化の設定がされており、購入の際はグレード選択がし易いと思われる。
一方車体に関しては、新型ティアナや、北米モデルのアルティマに採用されている新型プラットフォーム(D-プラットフォーム)をこのムラーノにも用いり、
剛性、遮音に関して極めて理想的な効果を発揮させる。それ以外ではエンジン重心を低くし、旋回時にも安定したスムーズなコーナリングを実現できるようにしたなど、
ボディ剛性と走行バランスを強化している。
またサスペンションは上下動による振動を大幅に軽減させるリバウンドスプリング内蔵の新開発のストラット式(前輪)とマルチリンク式(後輪)サスペンションを採用し、
車体安定と乗り心地に大きく寄与している。
そしてエクストレイルから採用された、ドライバーの思い描くコーナリングラインを予測し、
それに合わせて自動的に前後トルク配分を行ってくれるALL MODE 4×4- iを採用。
燃費に関しても従来の3.5L車の8.9km/Lに比べて、9.3km/Lへと向上。また2.5L車に関しても従来の10.6km/Lから11.4km/Lへと伸びている。
さらに2.5L車はレギュラーガソリンというのも、このご時勢嬉しいポイントである。
クルマの未来を切り開いたクロスオーバーSUV。この先の自動車の未来もムラーノなら、きっと新しい扉を開けてくれるだろう。
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