この顔が意味するメッセージとは |
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まずムラーノといえばやはりデザインだろう。伸びやかでいてダイナミックなスタイリングは二代目も健在だ。
安心感を与えるグラマラスなフォルムに、伸びやかな面と曲面エッジが与える上質感と精密感、そして都会を意識させるプレミアムSUVという存在感が醸し出すエモーショナル性。
これらもひっ包めて“スーパーエヴォリューション”と、チーフデザイナーの斉藤欣一氏は言う。
ボディーサイズ全長4,825mm×全幅1,895×全高1,700mmからなるパッケージングは、SUVにしては程良いボリューム感でベストなサイズ感という印象。
まず注目すべき点はフロントマスクだ。
一瞬理解しがたい造形処理を施したヘッドライトとグリルがつながった個性たっぷりの顔は、独自の世界観と未来的な雰囲気をモロにアピール。
この左右に伸びるワイドマスクこそがムラーノ最大の特徴と言ってもよいだろう。
サイドビューも曲面と曲線が織り成す美しい三次曲面で構成されており、大きなフェンダーラインと、その間に表現された立体的な凹面造形が、なんとも他にはないエレガントさと、力強さの両方を感じさせてくれる。
リヤデザインも従来のフェンダーに沿う形で配置してあったテールランプを無くして、テールゲート中央部に被る形で配置。ちなみにこの睨みを利かせたLED内蔵型リヤランプは新採用である。
他には6本スポークの新デザインの18インチアルミホイールと、天面に大きなスタイリッシュガラスルーフも装備。
全体のボリューム感は先代と変えずに、各ディテール部を大胆にブラッシュ・アップさせた新しいエクステリアを披露する。
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