広々室内&スモールミニバン ホンダ新型フリード誕生 |
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ホンダからスモールミニバン、新型フリードが誕生した。フリードは、「本来日本にとって一番使いやすいサイズのミニバンとは何なのか」をキーワードに掲げ、“使いやすさ”を原点からもう一度模索し直し開発されたクルマなのだ。
同セグメントとしてはトヨタのラクティスといった辺りだろうか。ボディサイズは、自社のモビリオ及びモビリオスパイクとほぼ同等のサイズ感をキープしているが、室内空間は乗ってすぐに実感できる程の拡大が図られている。モビリオ及びモビリオ・スパイクと比較しても、フリードはこれらをさらに超える基本設計がされているわけだから充分な期待が持てると言える。
フリードの特徴は、何と言ってもその小柄なボディ(全長4,215mm×全幅1,695mm×全高1,715mm)に、中はゆったりの室内空間(室内長2,625mm×室内幅1,440mm×室内高1,265mm)を有する点だろう。ちなみに室内長の2,625mm(7/8人乗り)は自社のストリームを凌ぐ程である。
また、“トライアングル・スクウェア・フォルム”と名づけられたエクステリアデザインは、フロントノーズからルーフにかけての三角形(トライアングル)と、そこから後方キャビンの四角形(スクウェア)をモチーフとしている。街にスタイリッシュに溶け込むスマートでスポーティなフォルムなど、ユーティリティだけでなくルックスも充分に備わっており、使うこと、走ること、魅せることに関して充分な工夫が盛り込まれている1台だ。
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