スタイリッシュでスポーティなデザイン |
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デザインに関してだが、このフォルムから感じ取れることは、現行ステップワゴンの弟分といったサイズ感だということ。
高速域でも気持ちよい走りを体感させてくれそうなシャープなフロントフェイス、そして大きく張り出したリアフェンダーが安定感をもたらす。また極めつけはフロントからリアにかけて気持ちよく流れるサイドビューだ。このサイドビューのまとまりは、一層フリードのデザイン性を引き立て、この手のクルマに無かったスタイリッシュな雰囲気を強調している。
さらにデザイン上、最も特徴的なのがフロントから回り込むように、リアフェンダーにかけて一筆描きで表現したかのようなサイドビューのキャラクターライン。これは光の角度によって彫刻のような陰影のあるグラデーションを浮かび上がらせ、何ともスポーティなフォルムを演出してくれる。改めてエッジの効いた繊細な造形物だということを我々に魅せてくれるのだ。
3列シート&両側パワースライドドア搭載 5人・7人・8人乗り設定も
インテリアは、このカテゴリーの車では今となっては必要不可欠な3列シートに、室内をウォークスルーで自由に行き来できる広々空間、そして乗降性が抜群の両側パワースライドドアなど、使い勝手を最優先に考えて設計されている点など、まさに“自由に楽しく”が凝縮していると言って良い。
レイアウトは、7人乗りをベースに、1.5Lクラス唯一の8人乗り、そして5人乗り(2列シート仕様)と3タイプの設定となっており、ユーザーのライフスタイルに合わせた形が取られているのも魅力的。
シートは全列開放的な視野が得られるよう、ヒップポイントを2列目は1列目よりも60mm、3列目は2列よりも45mm高く設定しており、見晴らしの良いドライブを提供してくれる。さらに3列目のシートを畳めば、自転車や車椅子もそのまま積める程の大容量の荷室へと早変わり。
このラゲッジルーム、大きな開口のお陰で荷物を持ったまま乗り込むことが可能な広々ウォークインラゲッジで、たくさんのアウトドア用品をはじめ、かさばる荷物もナンのその、様々なシチュエーションに合わせて使えて、極めて便利なのが嬉しい。
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