新型セルボ誕生!上質感・緊張感のあるスペシャリティなスモールカー!
スズキから新型軽自動車「セルボ」が登場した。軽自動車といえば、女性を対象としたリラックスしたイメージのモデルが多い。しかし、近年の軽自動車ユーザーは、男性比率の増加、年齢層の平均化、また女性ユーザーでも「かわいらしさ」だけを求めていないなど、価値観が多様化している。新型セルボは、そんな市場の動向を反映し、基本性能を守りながら、存在感のあるデザイン、上質感・緊張感のあるスペシャリティカーとして誕生した。
クオリティの高さを感じさせるデザイン
1977年に初代モデルが登場して以降、合理性やファッション性を兼ね備え人気を博してきたセルボ。5代目となる新型セルボは、そのコンセプトを継承し、「親しみ」「かわいらしさ」といったイメージではなく、「しっかり感」「存在感」を重視したスペシャリティなモデルに仕上がった。
印象的なのは、そのエクステリア。斬新で存在感が強く、クオリティの高さを感じさせるデザインとなっている。フロントからリアまでの流暢なプロポーションと、躍動感とシャープさを感じさせるサイドのキャラクターラインなど、スポーティな造形を室内空間の広をを犠牲にすることなく実現。大人4名乗車にしっかりと対応し、街の立体駐車場もOKな全高(1,535mm)を保ったパッケージングとなっている。また、エアロパーツとアルミホイールで、よりスポーティなスタイルを演出した「TXグレード」もラインナップされる。
パーソナル感あふれる大人の雰囲気
インテリアもエクステリア同様、立体的な造形を採用。インパネにはS字型の造形を用い、包み込まれるようなラウンドした空間の中に、運転席にはコックピット感を助手席には広さ感を感じさせる広い室内空間を実現。光沢のある繊維でブラックとブルーを基調とした落ち着きのあるシートや、メッキ調の加飾オーナメント、上質感を感じさせるリーフシボなどが施こされ、パーソナル感あふれる大人の雰囲気のインテリアが演出されている。また、シートリフターやチルト式ステアリングを採用し、あらゆるユーザーに適切なドライビングポジションを提供する。
エンジンは、ターボとNAの2種類を設定。「Tグレード」「TXグレード」にはDOHCターボエンジン、「Gグレード」にはNAエンジンを採用する。運転する楽しさを追及し、ターボ車にはマニュアル感覚の操作が可能なゲート式4ATを採用。シフト形状は全車フロアタイプのゲート式を採用し、剛性感のある操作フィーリングを実現。足回りは、前・後サスペンションともに新型セルボ専用にチューニングされ、フロントサスペンションにはスタビライザーとウレタン製バンプストッパーが採用される。環境面でも、「平成17年排出ガス基準75%レベル」認定に加え、NAエンジン(2WD)は、「平成22年度燃費基準+10%」を達成し、グリーン税制対象車となっている。
また、Bluetoothハンズフリーシステムの設定や、全グレードで、キーレススタートシステムを採用。オプションでオーディオでiPodを操作できる専用キットを用意するなど装備面も充実している。
男性的スタイルとファーストカーとしても活躍できるワンランク上の上質感を誇る新型セルボ。開発陣が、軽自動車としての「ど真ん中・直球」と語るセルボは、新たな価値観を提供するモデルとして期待のできる軽自動車だ。 |