駆動方式は初代より受け継いでいるFF方式を踏襲。4WDはホンダお得意のデュアルポンプ式だが、クラッチプレート制御にカムを採り入れたタイプで、より4WD時のリヤへの駆動力伝達を確実なものにしている。
用意されたエンジンは、2リッターと2.4リッターの2種で、いずれも直列4気筒のDOHCのカム方式となる。また両タイプともに可変バルブタイミング機構を備えたi-VTECで、後方排気システムを採用する。
従来のエンジンはアクセルペダルとスロットルボディをワイヤーで接続していたが、この2機種のエンジンはアクセルペダルの操作を電気信号に変換して、スロットルを制御するドライブ・バイ・ワイヤ方式を採用。ミッションなどとの統合制御をより緻密化するとともに、低燃費にも大いに貢献している。
組み合わされるミッションは2リッターが4AT、2.4リッターのFFが7分割のマニュアルモード付きCVT、2.4リッターの4WDが5ATとなる。
サスペンションはフロントに従来どおりのストラット式を採用。リヤには新設計となるトーションビーム方式を採り入れた。コーナリング時には、受動的にトーインとなる設計とすることで安定性を向上。4WDモデルでは、ド・ディオン式とすることでスペース効率を向上している。
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