ボディサイズは全長が4440mm(ベーシックシリーズは4415mm)、全幅が1695mm、全高が1505mm(ベーシックシリーズは1495mm)。ホイールベースは先代モデルもよりも65mm延長され2600mmとなった。この数値は競合車と大きな差はない。ホイールベースについては、2代目までが競合車よりも短かったので、新型となりより競争力を高めたといえる。
スタイリングはカタマリ感のつよいボリュームのあるもので、背の低いミニバンのようなフォルムを持つ。フロントまわりではセンターにロゴを配し、3分割されたグリルが日産らしい顔を作り出しているのが特徴的。ヘッドライトは上に向かうにしたがって面積を増し、その内部には丸形ライトを配することでよりキャラクター感を強めている。
新型ウイングロードのデザインのなかで、もっとも特徴的なのがサイドのスタイル。先端に近づくにしたがって、一気に下降するエンジンフード&フェンダーのラインはもとより、キャビンとラゲッジルームを区分するように付けられたルーフのライン(ウェーブド・ドリップライン)もほかのクルマには見られない独得の手法だ。リヤビューはヘッドライトと共通性のあるコンビランプを装着。センター部分を下げたハッチガラスが躍動感のあるスタイルを演出する。
エアロモデルは前後にエアロバンパーを採用。サイドシルプロテクターを装着し、グランドクリアランスを抑えたスタイリングを成り立たせている。また、ルーフエンドにはハイマウントストップランプ付きのスポイラーも装着される。
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