新型シビックは2700mmというロングホイールベースを採用。ボディ全長は4540mm、全幅は1750mm(一部グレードは1755mm)という堂々としたミドルサイズに進化した。クラスそのものがシフトしたので、先代モデルとの比較は無意味だろう。上級クラスとなるアコードと比べてみると、全長では125mm短いが、全幅ではわずか10mm狭いだけとなっている。
エクステリアデザインは全体として塊感を大切にしたもの。フロントウインドウを前方に配置したキャビンフォワードデザインとしつつ、前後オーバーハングを極力抑えることで、どっしりとしたスタイリングを実現している。
各パネル類は張りのあるもので、プレスラインを効果的に配置することによって、力強い印象を与えてくれている。また、フロントバンパーから立ち上がり、エンジンフード、Aピラー、ルーフ、トランクリッドと続く一連のラインにはなめらかな連続感が存在し、エアロフォルムを形成している。
ハイブリッドも基本的にはセダンと同一のデザインを採用しているが、専用デザインのアルミホイールやクロームメッキモール付きのサイドプロテクター、トランクスポイラーなどを装着。より空力性能を高める設定となっている。 |