ヴィッツベースのコンパクト４ドアセダンであるプラッツがフルモデルチェンジし、新たにベルタという名称で登場した。ベルタとはイタリア語で美しい、美しい人という意味。 基本的には先代プラッツと同様の設定で、１リッターと1.3リッターのエンジンを搭載する。しかし、先代プラッツが徹底してコストダウンを狙った設定であったのに対し、ベルタは各所に上質感を盛り込んだ設定となっている。

　こうしたコンパクトカーの上質化は、比較的高い年齢層からのリクエストを生かした結果だ。 グレード展開はシンプルで、1.3リッターがベーシックなＸと上級のＧの２グレード。１リッターはＸのみ。駆動方式はFFとフルタイム4WDで、4WDは1.3リッターのみの設定。Ｘにはスポーティ仕様となるＳパッケージも用意される。