エクステリアの全体的なイメージはオデッセイに通じるものがある。オデッセイのような3列シートモデルではなく、2列シートの純然たるステーションワゴンなのだが、エッジが効いたデザインなどからオデッセイの印象を色濃く残している。
ボディサイズは全長が4350mm、全幅が1695mm、全高が1515mm(スカイルーフ・FFモデルの値、メタルルーフはマイナス10mm、4WDはプラス15mmとなる)で、コンパクトワゴンとしてはワイド&ローのフォルムだ。
ボディをウエストラインから上下に2分割してみると、下部はバンパーの高さの部分をグッとふくらませて安定感を持たせているのが特徴。上部はウエストライン下部よりも引き締まったものとして、すっきりとした安定感を持たせている。ボンネット、サイドラインなどに効果的にプレスラインを与えることによってダイナミックなシルエットを実現。手彫りの彫刻のような力強さを持っている。さらにサイドウインドウはボルボV70のような3次曲面で構成されている。
そしてなによりも特徴的となっているのがルーフ前端からリヤシート頭上までを覆っているグラスルーフ。フロントキャントレール(ルーフの最前部)までを覆うように取り付けることで、フロントウインドウとの連続感を持たせている。 |