新型BMW 3シリーズクーペ:走行性能
後輪駆動方式と50:50の前後軸重量配分を与えられた新型3シリーズクーペは、最適な運動性能を発揮するための理想的な資質を備えている。フロントにはほぼすべての部品がアルミ製のスプリング・ストラット式ダブルジョイント・ダイバー・フロント・アスクルを備え、リアに5リンク式アスクルを組み合わせた新型3シリーズクーペは、同クラスの中で最先端の高性能サスペンションを装備しているといえる。アンダーフロアには合成を高める特殊な補強材が組み込まれており、低重心ボディと専用ダンパーセットアップと相まって、BMWの新型クーペなアクティブな走りを支える。ラック&ピニオン式ステアリングは、後輪駆動方式との相性もよく、駆動力の影響をほとんど受けることなく高い方向安定性を発揮し、路面状況を正確にフィードバックする。
また新型3シリーズクーペでは、BMW製クーペでは初めてインテリジェント四輪駆動システム「xDrive」が装着可能となった。新型3シリーズクーペの四輪駆動モデルは、ツードアモデルがもたらす魅力あふれる走りに、さらにもう1つ楽しさと完成度をもたらす。トラクションを向上させるだけでなく、走行安定性や安全性、運動性能をも進化させるxDriveとの組み合わせは理にかなったものといえる。
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