新型BMW 3シリーズクーペ:タイヤ&ホイール、ブレーキ
新型3シリーズクーペには17インチアロイホイールとランフラットタイヤ(255/45 R17)が標準装備される。その他にタイヤ空気圧を常時監視し、適正空気圧値よりも30%以上低下するとドライバーに警告するタイヤプレッシャーコントロール(TPC)も装備される。
新型3シリーズクーペには、17インチホイールの装着を前提にした大径ディスク付きの高性能ブレーキシステムが標準装備される。このブレーキシステムの特徴は、卓越した制動力、フェード現象を起こさない品質の高さ、摩耗を最小限に抑えている点。またブレーキパッドの状況を常時監視し、必要に応じて摩耗を警告するためBMWが自動車メーカーとして世界で始めて採用したブレーキパッド摩耗インジケーターも装備される。
さらにブレーキシステムは、安全性と運動性能を強化したDSCの支援を受ける。最新世代のDSCには、ABS制御機能だけではなく、滑りやすい路面を走行しているときにホイールごとにブレーキをかけ安定した姿勢を維持させる機能、ブレーキの過熱によって制動能力が低下したときに補正する機能も備える。ブレーキスタンバイ機能(DBC)は、特に強い制動力が必要な状況でブレーキ圧まで高める。コーナリングブレーキコントロール(CBC)は、コーナリング中のブレーキングで横滑りやスピンが起こりそうなときに作動する。またオプションのアクティブ・ステアリングを装備した場合、摩擦係数の異なる路面を走行しているときにDSCと連動して素早く精密にステアリングを制御し、必要に応じて車両の安定性が確保される。
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