トレッド |
タイヤが路面に接する部分。この部分に使われているゴムのことを通常「トレッドコンパウンド」と呼ぶ。 |
トレッドパターン |
トレッドに刻まれた模様のこと。溝(グルーブ)によって仕切られたひとつひとつの部分を「トレッドブロック」と呼ぶ。また、左右を溝で区分けされてタイヤ外周を一周する部分を「リブ」と呼ぶ。 |
サイドウォール |
タイヤの側面のこと。タイヤの性能は、トレッドコンパウンドの素材だけで決まるのではなく、サイドウォールの剛性はグリップや乗り心地に大きな影響を与える。 |
ショルダー |
トレッドとサイドウォールが接する部分。カチッと角が立ったように接する形状を「スクエアショルダー」、なだらかに接する形状を「ラウンドショルダー」と呼ぶ。
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プロファイル |
タイヤの断面形状。また、「ロープロファイル」というと、より偏平率の数値が小さいタイヤのこと。 |
回転方向指定パターン |
クルマが前進するときにタイヤが転がる方向があらかじめ指定してあるトレッドパターン。回る方向を決めることで、より理想に近い設計が可能となる。回転方向を間違えて付けるとウェット時の排水性能が極端に低くなるので、要注意。
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左右非対称パターン |
タイヤのイン側とアウト側をあらかじめ決め、コーナリング時に荷重のかかりやすいアウト側ブロックのグリップを強化するなど、性能を最適化したトレッドパターン。 |