ドイツで一番大きなタイヤメーカー。コンチドロームというテストコースは、自動車メーカーもテストのために借りにくるほど厳しいウエットテストができることで有名だ。コンチネンタルの将来像は、単なるタイヤメーカーではなく、サスペンション関係も含めた自動車の総合部品メーカーを目指している。ABSの開発・製造をしていた「テーベス」を吸収合併して、「コンチネンタル・グミ・ヴェルケAG(コンチネンタル・ゴム工業株式会社)」という名前から「コンチネンタルAG」に変わった。タイヤ・ホイール・サスペンションを一体と見なして一括納入するところから、さらにABS、トラクションコントロールなどの制御まで含めたプロデュースをしようとしている。現在(2003年春)は30mカー(100km/hからの制動距離30m)を目標に開発が進んでいるようだ。(こもだきよし) |