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新型プリウスで注目なのは、パワーコンポーネントだ。
これまでのプリウスはTHS(トヨタハイブリッドシステム)だったが、今回はTHSUに発展した。
ガソリンエンジンは1.5Lでこれはこれまでと同じ方式。しかし出力は6馬力アップして78馬力になった。トルクは変わらず11.7kgmだ。
今回、大きく進化したのがモーターだ。出力が一気に23馬力も強力になり、トルクも5.1kgm太くなったのだ。
この改良でこれまで以上にモーターで走行できる範囲がふえたのだ。エンジン効率の低いところでは(スタート時や低速走行)、モーターだけで走行する。こうすることで、よ
り燃費が向上し、排ガスもクリーンになるわけだ。
モーターの出力をこれまでより1.5倍に高めたことで、加速性能も向上した。急加速時はモーター+エンジン全開させるので、0→100km/h加速は10.5秒(メーカー値)を達成。
これは現行プリウスよりも約3秒もはやい。2Lの4気筒ガソリンエンジンのセダンよりもはやい数値といえる。
今回、発表の北米仕様には装備されない最新メカが、9月1日発表の日本仕様には用意されるという。
現時点ではあくまでもウワサの域を出ないが、それは複数あるというのだ。
ひとつはパークアシスト。これはナビ画面で駐車位置を確認し、その枠に自車の動きをセットすると、自動的にその場所に駐車してくれるというのだ。
本当?と思ってしまうが、トヨタは本気でこのシステムを開発している。
もうひとつは、EVモード。これはバッテリー+モーターだけで走行するモード。エアコンを使用してもエンジンはかからずに、約1km走行できるという。
早朝、深夜の車庫入れや、地下駐車場などで、音も出さず、排ガスも出さないでクルマを動かすことができるのだ。
この2つのメカニズムは、日本仕様が発表されてから、効果を確かめてみたい。
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2003年9月1日、日本で新型プリウス発表
オートックワンでは、新型プリウス発表と同時に発表会の模様を新車発表会速報でお届けします。
また、発表後に新車見積依頼でも新型プリウスの見積依頼を受付開始予定。
皆さん、ご期待ください。
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