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新型プリウスのスタイリングは、旧型と明らかに違うデザインだ。
まず目につくのは、ボディ形状が初代の4ドアセダンから、リアにハッチゲート付の5ドアになったこと。日本では5ドアセダンというのは、いまひとつ人気がないが、トヨタは
実用空間の確保と、空気抵抗の観点からこのスタイルを採用したのだ。Cd値は0.26。
スタイルの特徴はフロントからよりもリアからだろう。リアのハッチゲートは、傾斜がなだらかなので、どうしても後方視界が限られてしまう。そこで、リアゲートの下のボ
ディ部分に透明なガラスを組みこんだのだ。
この手法はかつてホンダがCR-Xに用いたり、その昔はランボルギーニもエスパーダというモデルに採用している。
ボディサイズは全長4445mm、全幅1725mm、全高1476mm、ホイールベース2700mmと発表された。このサイズを初代モデルとくらべると、全長で135mm、全幅は30mm、ホイールベー
スは150mmも大きくなっている。全高は14mm低い。全幅が1.7mをオーバーしたので、ナンバーは3ナンバーになる。
大きくなったボディは当然、車両重量がふえる。それでは燃費や走行性に悪影響がでる。そこで、ボディの素材にアルミなどの軽いものを使用した。これも新型プリウスの特徴といえる。
実際にボンネットフードやリアゲートなどはアルミを用い、約150sも軽量化している。このような軽量の結果、車両重量は1310sと公表された。4ドアのプリウスが1220s
なので、車両重量だけを比較すると90s増となるが、内容を知ればこの重量がどれほどに研究され尽くされた結果かがわかるはずだ。
1サイズ大きくなった新型プリウスは、車格もグレードアップした。でも車両本体価格は、アメリカ仕様で19995ドル。これだけのグレードアップだが、価格はほぼ据え置きになっている。
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2003年9月1日、日本で新型プリウス発表
オートックワンでは、新型プリウス発表と同時に発表会の模様を新車発表会速報でお届けします。
また、発表後に新車見積依頼でも新型プリウスの見積依頼を受付開始予定。
皆さん、ご期待ください。
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