|
トヨタのハイブリッドカー、プリウスは1997年に世界で初の量産ハイブリッド乗用車として発売された。当初は日本国内での販売だったが、マイナーチェンジを機にアメリカに
も輸出をはじめた。
プリウスに対しての世界各国の自動車メーカーの反響は大きかった。おそらく、各社が市販車を購入して研究したに違いなかった。発売して1年も経過していないときに、某海
外メーカーの研究所の駐車場に、水色のプリウスが駐まっているのを見たことがあった。
そのプリウスはデビューして約5年間に12万台を販売した。ここでトヨタが得た生きたデータは、かなり貴重なものだった。
そして、いよいよ第2世代のプリウスがデビューすることになったのだ。
一般にその姿が公開されたのは、今年4月にニューヨークで行われた「ニューヨーク国際オートショー」だ。アメリカで初めて公開したところに次期プリウスの期待値の大きさ
がわかる。
ガソリンエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドカーを、トヨタは環境、省エネ時代の先鋒として位置付けたのだ。
新型プリウスはスタイリングをはじめ、ハイブリッドシステムも一新し、さらに進化した。
世界最高レベルの燃費、低エミッションを追求した。さらにユニバーサルデザインを実現するために、先進の電子制御技術を導入した新しい運転操作系も採用している。
とくに目ざましいのは動力性能の向上だ。新型ハイブリッドシステムはとくにモーターの出力をこれまでの1.5倍にまで高めたのが特徴。
クルマの性格は、実用的なセダンという初代のコンセプトを踏襲した。動力性能を向上させても、プリウスというクルマは、ハイブリッドの実用車。スポーティカーにはしなかったのだ。
|
2003年9月1日、日本で新型プリウス発表
オートックワンでは、新型プリウス発表と同時に発表会の模様を新車発表会速報でお届けします。
また、発表後に新車見積依頼でも新型プリウスの見積依頼を受付開始予定。
皆さん、ご期待ください。
|
|
|
|
|
|
|