スズキ スプラッシュ 新型車解説
運転しやすく使いやすいパッケージ
一方インテリアのポイントは、“使い勝手を考えたレイアウト”が組まれていることだ。 スプラッシュは、ボディサイズからは想像もつかない程の、意外と広い室内空間が備わる。さらに頭上スペースもきちんと設けられており、圧迫感はない。身長175cmの筆者がリアシートに座った感想としては、足元スペースが充分確保されており、フロントシートとの間隔も気にならないといった印象を受けた。インパネはオーバル(楕円形)をモチーフにデザインしたという。センターパネルは下部のシフトゲートに向かうにつれて細くなる、V型デザインにして運転席、助手席の足元空間(膝辺り)を広めに設けている。
メーターも速度計メインのシングルメーターを採用しており、その周りを囲うかのようにその他の情報が表示される仕組みだ。メーター内にはインフォメーションディスプレイも装備さてされており、瞬時に情報を確認できるシンプルでとてもわかりやすいタイプとなっている。
シートに関しては、ドライバーを疲れにくくする為に、硬めのフロントシートを採用している点もうれしい。さらにシートアレンジも、リアシートのショルダーレバーを倒すワンアクションの操作でリアシートを前倒しし、カンタンにラゲッジ+リアシートのフラットスペースを確保することもできる。これなら女性も安易に荷物の積載ができそうだ。