●質感と心地よさを徹底的に追求
「ベーシック外観」「エレガント外観」「スポーティ外観」。イメージの異なる3タイプを揃えたエクステリアに対して、インテリアは「クール」と「ウォーム」の2つのカラーコディネーションを用意している。
青味がかったグレーが基調色の「クール」は、メタル調の塗装仕上げをしたアクセントパネルを配置。ツートーンのシート表皮も、光沢処理を施したライトグレー生地を大胆に用いてハイテク感覚のスポーティなムードを醸し出している。ダークブラウンとベージュのツートーンを基調色にした「ウォーム」は、木目調をアクセントにしたシャンパンゴールドのセンターパネルを採用。シート表皮は、見る角度によって変化する幾何学的な模様を配したスェード調が用いられている。
インパネ回りはシンプルでラウンドしたカタチ。3連の文字盤を採用したメーターは、内装色に合わせてブルー地またはホワイト地となる。
フロントシートはサイドウォークスルーが可能なベンチタイプと、ホールド性に優れたセパレートタイプが選べる。前席よりも着座高が50o高いリアヤシートは見晴らし性に優れ、前後150oのスライド機構が広々足元スペースを生んでいる。見逃せないのは、フロントシート同様に左右一体ベンチシートと5:5分割セパレートタイプを選択できること。ラゲッジスペースは、リヤシートをタンブルさせれば最大594Lまで拡大できる。
多彩な収納も自慢のひとつ。フロントベンチシートの助手席座面下にある6.1Lのユニークな収納スペースを始め、各種ポケットやカップホルダー、フックが装備されている。ただeKワゴンで人気のプチごみ箱がオプション設定になっているのは残念だった。
クラスを超えたクオリティを求め、さらにユーザーの好みやライフスタイルが反映させられることが、インテリアの大きな特徴といえるだろう。 |