●ひと目で「コルト」とわかるスタイリング
ライバル車がひしめくコンパクトカークラスの中で、コルトが目指したスタイルは"ひと目でわかること"。国内および欧州でデザインクリニックが行なわれた結果、ボディの四隅にタイヤを配置して、折れ線の少ない連続曲面により快適空間を包み込むカタチが採用された。"シック&スポーティ"をテーマにした、躍動感あふれる"ワンモーションフォルム"だ。
三菱のアイデンティティを力強くアピールしているのも、コルトの特徴。スリーダイヤマークをフロントマスクのセンターに配置。マークを際立たせるために、スリーダイヤに併せて三角形のベース面をグリル中央に設け、立体的な形状をフードまで連続させている。プジョー206やアウディA2をライバル視したというが、個性的な押し出しの強さは、未来的の乗り物をイメージさせる。
クルマの表情をつかさどるヘッドランプは、クリアレンズの奥に立体的な造形を施した釣り目型の大型4灯式。周囲のリフレクターは、クロームメッキ処理でシック&エレガントなイメージを演出したエレガント外観仕様と、精悍なダークメタル調を装飾するとともにルーフスポイラー&サイドシルガードを装着して、スポーティ&カジュアルな雰囲気に仕上げたスポーティ外観仕様が用意される。縦型のテールランプは、リヤゲートの開口幅を犠牲にしない配慮のひとつ。サイズの大型化は、クラスを超えたプレミアム感を表現している。
ボディカラーは新色を含む全10色が用意される。マチュアカラーと呼ぶ6色は、スポーティなレッドとクールシルバー、落ち着きのあるホワイトとブラック、エレガントなダークブルーとウォームシルバー。フレッシュカラーは、スポーティなライトブルーとライトイエロー、ディープピンク、エレガントなライトイエローグリーンの4色だ。ただしライトイエローは来年3月からのラインアップとなる。
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