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日産 GT-R 2009 試乗レポート

日産 GT-R 2009 試乗レポート

GT-Rが決して譲らない部分とは?

ハンドリングは、初期のステアリングレスポンスが向上している。

日産 GT-R
少々攻めても限界ははるか上にあって、車重が重く動力性能の高いクルマだけに、ブレーキには相当シビアだと思われるが、キャパシティのずっと内側で走るような感覚。コントロールもしやすい。

乗り心地についても、従来はもっとゴツゴツとした印象だったが、前述したの改良のせいか、しなやかとはいえないまでも、フリクションが取れたように思う。おかげで、従来までは跳ねてタイヤが路面から離れていたようなシチュエーションでも、そうなる時間が減ったように感じられた。

ただ、減衰調整式のショックアブソーバーは、たとえ「COMFORT」に設定しても、それほど乗り心地がよくなるわけではない。もう少しソフトでもいいのではと思うところだが、そこはGT-Rの譲れない部分でもあるのだろう。

高速巡航では、調子に乗って踏まなければ、燃費もそれほど悪くない。100km/h走行時のエンジン回転数は2,100rpmぐらい。そのときは5〜60km/hぐらいにしか感じないほど速度感が希薄となる。

また、速さをとことん追求したクルマながら、マルチファンクションメーターには、走りについてのロガー機能だけでなく、エコに関するデータを表示することができるあたりにも感心した。

GT-R 2009の4つのポイント

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