シトロエン C4ピカソ 試乗レポート
PSA&BMW共同開発の新型1.6Lターボエンジン搭載
そのC4ピカソが、ハッチバック、クーペと同時にマイナーチェンジを受けた。いちばんのトピックはエンジンだ。これまではPSAプジョー・シトロエン自社設計の2L直列4気筒自然吸気を積んでいたが、新型はPSAとBMWグループが共同開発した1.6L直噴ターボを搭載している。
ちなみにこのエンジンは、同じPSAグループのプジョー207や308に積まれていることでおなじみだ。C4は308と同クラスで、プラットフォームも共通だから、新エンジンへの切り替えは時間の問題だった。マイナーチェンジの時期が訪れたのでスイッチしたというわけだ。
トランスミッションは旧型同様、4速ATと6速EGSが選べる。EGSとはエレクトロニック・ギアボックス・システムの略で、クラッチ操作を自動化した2ペダルMTのことだ。キビキビと走りたい人はこの6EGS、スムーズさを求める人はトルコンを使った4ATがオススメとなるだろう。