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スバル レガシィS402ワゴン 試乗レポート

スバル レガシィS402ワゴン 試乗レポート

S402こそ、究極のクルマであり、貴重なクルマである。

スバル レガシィS402ワゴン インプレッション中の岡本氏
S402の販売台数は、ツーリングワゴンとB4の両モデルをあわせて402台だが、スバル広報によると、2009年1月末時点で残りわずか8台という。 このクルマを仕上げた現STI車両実験部長の辰巳氏は、前作S401の当時はSTIに実験部隊がなく、スバルの車両実験部として開発に携わった。そのころからずっと、「ドライバーにとって気持ちいいと思えるものは何か?」を考え続け、本気で追求してきたという。

時間が経てばクルマも技術も進化するし、それを実現・表現するための術も変わるかもしれないが、ドライバーの想いは変わらない。それを現時点で氏が考えうる最高の形で具現化したのが、このS402である。

まもなく新型に移行するレガシィだが、S402であれば世代に関係なく、ずっと誇りを持って乗っていられるはずだ。この先こういうクルマが世に出てくるかどうかも、このご時世ではわからないし、あるいは下世話な話だが、リセールバリューにも期待できる。もっと本質的な話をすると、S402 のレベルまで走りを煮詰めたクルマには、そうそう出会えるものではない。貴重なクルマを所有する悦びとともに、このクルマに接し、ともに送る時間は、ほかのクルマでは得ることのできない充足感をもたらしてくれることだろう。
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レガシィS402ワゴンの4つのポイント

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