BMW 3シリーズ 試乗レポート
今マイナーチェンジはBMWの真骨頂を現す
今回のマイナーチェンジのメインはセダン(E90)とツーリング(E91)だが、エンジンが4気筒2L、6気筒2.5L、3Lツインターボ(335i)の3種類に絞られた。そしてセダンの325iにxDriveと呼ばれるフルタイム4WDが加わった。クーペとカブリオレは335iのトランスミッションに変更があった。M3とモノは同じDCT(ダブルクラッチトランスミッション)が搭載された。Mドライブロジックは付かないしローンチコントロールもない。もちろん335i用のチューニングは施してある。
3シリーズはセダンとツーリングのボディ形状は異なるものの、その走り味は荷物を積まなければほとんど区別が付かない。ラゲッジールームがあるツーリングでもバックミラーを見なければ相当スポーティなクルマをドライブしている気にさせてくれる。これこそBMWの真骨頂なのだ。