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三菱 ギャランフォルティス スポーツバック 試乗レポート

三菱 ギャランフォルティス スポーツバック 試乗レポート

さてその走りと乗り心地は

ボディはセダンより40〜50kg重い。

ギャランフォルティス スポーツバック RALLIART 試乗1
剛性や重心でも不利なはずだ。ところがまずスポーツに乗って走り始めると、セダンと比べて少しだけリアが重いかな?と思うぐらいで、目立った差は感じなかった。加速に不満はないし、ロードノイズも抑えられている。しかも以前乗ったセダンのスポーツより乗り心地がマイルドだ。

エンジニアに訊ねると、デビュー直後のセダンは「固すぎる」という不満が出たのですぐにセッティングを換え、スポーツバックにもそれを適用したという。これならファミリーユースにも問題ないだろう。

続いて乗ったラリーアートは、やはり硬い。でもそれに慣れれば、ターボは2,000rpmあたりから効いてくれるので扱いやすく、ツインクラッチSSTはショックなくギアチェンジをこなしてくれるし、ACD(アクティブ・センター・デフ)を持つ4WDは3つのモードを選べるランエボと同じ方式だから、路面を問わずにスムーズなハイスピードランを堪能できる。

ランエボにはあるAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)は装備していないので、あそこまでキビキビ曲がるわけではないけれど、スポーツバックのキャラクターを考えれば納得がいくというものだ。「どう乗りこなすか」だけでなく、「どう使いこなすか」もキモになるクルマなのだから。

大きなリアゲートに隠された空間を、ときにシートを倒し、ときにフロアを下げながらフル活用して、ヨーロッパの達人に負けないハッチバック使いになる。それはスムーズに走ることと同じぐらい、カッコいいはずだ。
ギャランフォルティス スポーツバック RALLIART フロントスタイリング ギャランフォルティス スポーツバック RALLIART リアスタイリング ギャランフォルティス スポーツバック RALLIART 試乗4 ギャランフォルティス スポーツバック RALLIART フロントシート ギャランフォルティス スポーツバック RALLIART 試乗3

三菱 ギャランフォルティス 4つのポイント

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