ホンダ インサイト 試乗レポート

既存のパーツで低価格を実現

いまいちばん注目のクルマといえば、多くの人がホンダ・インサイトと答えるだろう。

5ナンバーのハイブリッド専用車で、価格は200万円以下。わかりやすいメッセージのおかげもあって、発売から11日で注文が１万台を達成した。こんな時代でも魅力ある商品は売れることを証明してくれた。

1.3L i-VTECエンジンとIMA（インテグレーテッド・モーター・アシスト）、CVTのコンビはシビック・ハイブリッドの発展形で、名称のとおり主役のエンジンをモーターが補助する。パワーとトルクはトータルで98ps／17.0kgmだ。プラットフォームは新設計だが、前後サスペンションはフィットがベース。ほかにもシートフレームからタイヤまで、既存のパーツを有効活用している。もちろん「200万円以下」を実現するためだ。

インサイトの4つのポイント

1. 既存のパーツで低価格を実現
2. 実車を見るとカッコイイ！
3. ハイブリッド車“らしくない”身のこなし
4. エコドライブの楽しさを教えてくれる

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