「YERA(イエラ) SCN-20RD」は、3.5インチのディスプレイと2GBのフラッシュメモリという、コンパクトナビとして一般的なパッケージを持つモデル。ただ、その中身はかなり革新的。リリース元がレーダー探知機のトップブランド、ユピテル工業だけに、この「YERA」にもレーダー探知機機能がしっかり盛り込まれているのである。しかも、単にコンパクトナビとレーダー探知機を一体化しただけではないところが、このモデルのポイントだ。
画面はカーナビゲーションとして機能する「ナビ画面」と、レーダー探知機としての機能を重視した「レーダースコープ」の2モードを用意し、この両スタイルを自由に切り替えて使用可能だ。
「ナビ画面」では、一般のコンパクトナビ同様の地図情報に加え、オービス設置場所などの情報、レーダー波受信レベルを下部に表示して警告。さらに駐車違反についても、警察が定めた取締りの上での「最重点路線/エリア」「重点路線/エリア」を色別で表示するとともに、もよりの駐車場を案内する。
「レーダースコープ」では、自車位置を中心に「取締りエリア」「検問エリア」「ループコイル」、「取締無線」「ステルス波」など、「YERA」のセンサーが感知する47種類のターゲットを距離と方向で表示するモード。ルート案内中に「レーダースコープ」に切り替えても、音声による案内は継続される。
こうしたターゲットデータは、SDメモリーカードを介して最新の情報にアップデート可能。安全運転を心がけるドライバーにはピッタリのコンパクトナビだ。 |