「NV-SB250DT」は、国産メーカーによるコンパクトナビの先駆けとして2006年に登場した「初代ミニゴリラ」の正常進化モデル。先代では別体式だったバッテリーを本体に内蔵、メモリー容量も従来の1GBから2GBへと拡張された。その大容量化の恩恵で、住所検索データは先代の180万件から3000万件へと大幅に増強。同社のDVDナビと同レベルのピンポイント検索が可能となっている。このほか「電話番号検索」「ジャンル検索」「50音検索」など多彩な検索メニューも搭載する。
ルート案内時においても、その大容量データにより、わかりやすくガイド。「ジャンクションガイド」「交差点拡大画面」など、コンパクトナビとは思えない本格的な地図表現が魅力だ。
エンターテインメント機能においての注目点は、なんといっても地デジワンセグチューナーを標準搭載しているところ。ケータイ電話よりも大きな4.5インチ(一般的なワンセグケータイの画面サイズは2.8〜3.1インチ)で、電子番組表や字幕表示も可能なワンセグ番組が楽しめる。また内蔵バッテリーにより、車外に持ち出しても約4時間の視聴時間を実現、旅行時のポータブルテレビとして活用可能だ。
また万一の紛失に備え、本体には起動時に暗証番号を要求する「セキリュティコード」機能や、ドライブのパターンをGPS信号から分析し、“ドライバーのエコ度”を判断するサンヨー独自の機能「エコドライブ情報II」も搭載。バッテリー&ワンセグチューナーレスの「NV-SD200DT」もラインナップする。
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