2007年夏、「Mio Digiwalker(ミオ デジウォーカー)」の最新モデルとして登場したコンパクトナビが、この「Mio
C325」だ。本体はスクエア形状で、シンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力となる。
この「Mio C325」の最大のポイントは、PND最高水準(2007年6月現在)のデータ量を収録していること。地図データは内蔵の2GBフラッシュメモリを採用。このメモリに、住所検索は約4200万件、最寄り駅検索約9500件、駅出入口情報も約1万件を収録。さらにジャンル別検索は「POI(ポイント・オブ・インタレスト)」として、合計32万8000件の利用が可能だ。コンビニやガソリンスタンドは、チェーン系列別の検索にも対応する。
地図データは、ルート案内に利用する「MioMap」に加え、細かい番地やビル形状まで表示可能な電子地図「昭文社ポケットデジタル」も搭載。利用目的に応じて地図を切り替えることで、柔軟な使い分けが可能だ。またルート探索では、移動手段に応じて「自動車モード」「自転車モード」「徒歩モード」の3種類を用意、それぞれのモードで最適なルートを提供する。
エンターテインメント機能では、画像ビューワーとMP3プレーヤーを搭載。内蔵バッテリーをフル充電すれば、約8時間の連続再生が可能なポータブルMP3プレーヤー(バックライト消灯/ヘッドホン使用時)に早変わり。また本体にはミニUSB端子(USB2.0対応)も備えており、PCと直接接続してのデータ交換も可能だ。
車載用途だけでなく、“持ち運べるデジタル地図”としても使いたい人にピッタリのコンパクトナビだ。 |