新型ランドクルーザー200:クロールコントロール
クロールコントロールとは岩石路、砂地路、泥濘路や急坂道など、微妙な速度調節が必要となるシーンで、エンジンとブレーキを自動制御して極低速を維持し、ホイールスピンやロックを最小限に抑えるシステムだ。車両安定性に優れ、アクセルとブレーキの操作が不要となる為、ドライバーはステアリング操作に集中することができる。またスタックからの脱出にも効果を発揮する。
自動的に維持する速度は、約1〜5km/hとし、簡単なスイッチ操作で3段階(Low、Med、High)の選択が可能。クロールコントロールは、トランスファーポジションがL4、シフトポジションがP/N以外、車速10km/h以下の条件を満たすときに作動する。また、マルチテレインABSを搭載しており、ABS制御の最適化により、ダート路、砂利路、砂地路などのオフロード路面においても優れた制動性能を確保している。 |