シトロエン C4 1.6VTR 試乗レポート

受注生産＆納期待ち。そんなC4 1.6 VTRに注目

ユニークなクルマ作りで知られるシトロエンだが、日本ではそれが祟ってマニアしか目を向けないマイナーモデルと思われている。しかし欧州ではポピュラーな存在で、フランスがかつて宗主国だった国々にも多数のシトロエンが走り回っている。

シトロエンの中堅モデルのC4で言えば世界で90万台も販売されているという売れっ子振りである。そのC4の日本への導入は05年。3/5ドアハッチバック、そして遅れて7人乗りのピカソが加わった。

日本での08年までの累計台数は約3,000台に留まっているが、もう少しファンが増えてもいい車種だと思う。ちなみに兄弟関係にあるプジョーは女性ユーザーも少なくないが、シトロエンは圧倒的に男性ユーザーが多い。

また車種としては、ピカソが過半数を占めているのも特徴だ。3ドアHBのVTRは販売台数の関係で受注生産となるために、ちょっと納期はかかるがシトロエンらしいデザインでお勧めの一台だ。

C4 1.6VTR の4つのポイント

1. 受注生産＆納期待ち。そんなC4 1.6 VTRに注目
2. デザインにもシトロエンの合理主義が見え隠れ
3. 搭載されるのは実はあのエンジン
4. “シトロエン”という新しい選択肢

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