ダッジ JC 試乗レポート
日本人好みのデザインと、使えるユーティリティ性能
ボディサイズは全長が約4.9m、全幅約1.9m、全高約1.7mなので、全高が低いことを除けばトヨタ・アルファードよりやや大きめ。全高はエスティマに近い。スタイリングはフロントマスクにダッジのトレードマークであるラムヘッドのエムブレムと十字グリルを配し、スポーティさを強調。フロントとリアの張りのあるデザインは、カチッとしており日本人好みだ。
室内は広く、しかもアイデアにあふれている。フロントシートはヘッドスペースもたっぷり、助手席の座面を前ヒンジで引きおこすと座面下が大きな物入れになっている。
セカンドシートはベンチタイプで座面ごとに6対4で可倒する。前後にスライドもする。床下には330ml缶が12本も入るスペースも用意されている。サードシートは身長165pが上限。背もたれを倒すとフラットになり、助手席まで使えばかなりの長尺物も積める。