フォルクスワーゲン ゴルフGTIピレリ 試乗レポート

25年の歳月を経て、再びVWとピレリがコラボ

GTI Pirelliの歴史は1983年までに遡る。

フォルクスワーゲン(以下VW）ゴルフが誕生したのは1974年。スポーティグレードのGTIが登場したのが1976年。その間にゴルフは6世代（日本ではまだ6世代目は未発表）もの進化を遂げたが、その中に全世界限定1万500台を瞬く間に完売したという伝説の特別仕様車があった。それが1983年に発売された、初代ゴルフの特別仕様車VWゴルフGTIピレリである。

なんでもエンジンに専用チューンが施され、誇らしげにピレリのロングPロゴがあしらわれた専用アルミホイールなどが採用されていたらしい。残念ながら日本では、初代ゴルフは通常のＧＴＩでさえも未導入だったので、当然ピレリモデルの日本導入はなかったが、そのウワサだけは聞こえてくるほど、熱い出来事だったようだ。

それから25年の時を経て、またまたVWとピレリがコラボレーション。2代目となるゴルフGTIピレリが誕生したのである。コラボの経緯は、25年前に大ヒットしたピレリモデルをまた作ってみよう！という、わりと単純なものだったようだが、今回日本に導入された限定1,000台は瞬く間に完売してしまった。 またもや伝説を創り上げてしまったというワケなのだ。

フォルクスワーゲン ゴルフ 4つのポイント

1. 25年の歳月を経て、再びVWとピレリがコラボ
2. キャッチーなボディカラーに、イブシ銀のチューニング
3. タイヤ痕を施した洒落たシート。
4. 230ps／30.6kg・m+6速DSGのパフォーマンス

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