フォルクスワーゲン パサートヴァリアントR36 試乗レポート
Text:日下部保雄 Photo:原田 淳
パサートに新生アスリート加わる
VWのラインナップの中でゴルフの上級に位置するのがパサートで、かつ日本においてはトップモデルになる。パサートはVWのクルマらしく質実剛健でカチリとしたクルマ作りが特徴。パサートはセダンと、ワゴンであるヴァリアントの2種類のボディを持っており、それぞれ広い室内と大きなラゲッジルームを誇る。丁寧な作りのインテリアやエクステリアなどはVWの面目躍如だ。
その真面目な優等生、パサートに超アスリートとして存在するのがパサート・ヴァリアントR36だ。RはRACINGのRを意味するが、ボディタイプはヴァリアントのみに設定されている。しかしデュアルエキゾーストに上品なエアロパーツ、ブルーの4ポッドブレーキキャリパー、18インチホイールなどで只者ではないことがわかる。