リンカーン ナビゲーター 試乗レポート

これぞ米大陸が持つ美意識の現われ

押し出しの強いマスクは、意外や女性デザイナーが監修したとのこと。ブランドのシンボルである大きなリンカーンスターを中央に配し、クロームメッキを多用した格子状グリルは、他のどのモデルにも似ておらず、非常に印象的なフロントマスクを形成している。各所に配したクロームメッキのアクセントも、近年のリンカーン流である。

インテリアも2006年に一新。シンメトリーを意識した「デュアルカウル・インテリア・テーマ」によるインパネは、全体的に直線基調の端正なデザインとなった。 アナログチックなメーターも非常に凝ったデザインだ。

さらに、パイピングを施したプレミアムレザーシートや、ブラックのインテリアカラーにエボニー材（黒檀）のリアルウッドを組み合わせるなど、上質な空間がもたらされている。

ドアの開閉と連動して自動的に動作する「パワーランニングボード」は、乗降をサポートしつつ、走行時は格納されスマートなスタイルとなる、ナビゲーターならではのアイテムだ。

リンカーン ナビゲーター 4つのポイント

1. 今このクルマに乗る理由
2. これぞ米大陸が持つ美意識の現われ
3. 車重は重いが、不快は感じられない走り
4. ナビゲーターが持つ独自の世界感に注目すべし

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