パワーも燃費もバツグン!あとは6速MTを楽しめ!
始動性はまったくガソリンと変わらない。極寒冷地では最初に燃焼室を温めるために少々長めのクランキングが必要だが、まず言われなければ気付かない。気付かないと言えば、始動後はディ−ゼルらしいカラカラというノイズがあるものの、おなじみの運送用トラックの始動ノイズとはまったく異なる。 静かなものだ。
また、ディーゼルにつきもののエンジン振動は、アイドリング時で多少感じるが、走り始めてしまえばまず気にならない。言ってみれば、ガソリン乗用車よりちょっと低くて太い音がある程度で、走っているこのクルマがディーゼルと見破られる人は、殆どいないのではないだろうか。 もちろん、加速時に黒煙を吐き出すことも皆無で、エキゾーストパイプに白い布を当ててエンジンを回しても、汚れることはない。
動力性能は圧巻だ。それもガソリンとは異なって伸びやかに加速するというのではなく、R32 GT-R並みのトルクでグイグイと引っ張っていく。しかも、微低回転からトルクがモリモリと湧いてくるので、無理に加速しているという感じがない。発進性はハイギヤードな6MTということもあり、ジワリと発進できるのが特徴だ。
もっとも約4,500回転ぐらいで頭打ちになるので、加速のスパンが短く、1段飛ばしのシフトでも不足なく加速してくれる。6MTのフィーリングは、なかなかグッドである。さらに、6速100キロでエンジン回転は僅かに1,900回転に留まる。
これだけでも高速燃費の良いのが分かるだろう。
最近のニュースでは、北海道で1,000キロの走行を無給油で達成したという。
|
|
日産 エクストレイル 20GT 新車価格:299.9万円 |
|
|
| |
|