快適で心地イイ、フレンドリーな性能
空間を生かしたハイルーフワゴンということで、気になるのはやはりユーティリティ性能。
狭いところでちょこっと荷物を出し入れするときに便利だし、横開きのバックドアは、小柄な方でもラクに開閉できるという利点がある。ここしばらく唯一の横開きバックドア車だったダイハツムーヴにしてみれば、気になる存在になったと言えそうだ。
また細かい収納もほぼeKワゴンと同じだが、変更箇所もある。カップホルダー等は、eKワゴンではドアに設けられていたが、新型トッポはシートに組み込まれている。この形態だと、ドリンクホルダーとして使用していない場合でも、さまざまな使い方が考えられるため、かえって有効なスタイルかもしれない。
ユニークなのが、ETACSにさらに機能が加わった点だ。三菱車の電装系統はETACSと呼ばれる独自制御となっており、軽自動車でも上級高級車のようなおもてなし性能が提供できるのがポイント。そこへこの度、運転席ドア限定アンロック機能が追加された。これは、キーレスエントリーのスイッチを、1プッシュで運転席ドア、2プッシュですべてのドアが開くように設定ができる機能で、安心感&安全性をより高めたシステムだ。特に早朝&深夜に出かけなければならない女性には、嬉しい装備と言えるだろう。
eKワゴンのノッポバージョンと言われがちなトッポだが、こういう進化した優しい装備を盛り込み、より毎日が快適で心地良くなるよう、フレンドリーな性能へと進化しているのだ。
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