ワイド&ローにまとめられたスタイリング
今度のトッポのベースとなったのはeKワゴン。eKワゴンはセミトールの全高1,550mmだが、トッポは全高1,680mm(室内高1,430mm)のグッとハイルーフなプロポーションだ。
全幅が限られている軽自動車の全高だけを極端に伸ばすとバランスが崩れそうなものだが、その辺りはデザインでワイド&ローに見せる工夫がなされており、全体的なスタイリングはかなりまとまっていると言っていい。正直カッコよく仕上がっていると思う。
デザイン的にもスッキリテイストの中にもフンワリした柔らか味のあるeKワゴンに対し、新型トッポはアクリル素材を用いたフロントマスクなどが効いており、どちらかというとシャープな味付けを施したように感じる。乗り手を選ばないユニセックスなデザインにまとめられている。
インテリアはカラーリングやカップホルダーに代表される細かいポケッテリア等の仕様は違うものの、基本的にはeKワゴンと同じ。助手席背面の専用フックで好きなものが取り付けられる「マルチポジションユーティリティ」も健在だ。より空間が広くなったことで、自分好み仕様に創り上げる楽しみは広がっている。
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