新型エクストレイル
新型エクストレイルが生まれ変わった。誕生から7年目を迎えた今年、アウトドアスポーツを最大限満喫するためのTOUGH GEARのコンセプトを引っさげデビューした。新型エクストレイルの開発にあたって考えたのは、SUVの老舗である代々のレンジローバーのモデルチェンジのように、初代エクストレイルが築き上げたエクストレイルというブランドイメージを、息の長い定番ブランドとして育てていくことが最大の狙いのようだ。初代エクストレイルのガンガン使い倒す道具というデザインコンセプトは、日本だけでなく世界のSUVの中でエクストレイル独自のポジションを築き、発売から7年が経った今でも変わらず支持を集めている。新しいエクストレイルでも、世界で認められた基本コンセプトは揺らいでいないと感じるほど、しっかりとしたコンセプト設計に基づいて開発されたのが見受けられる。
使い易い道具をいかに進化させるか、「使い込む程にわかる使い易さ」とは何か。その答えを探すことから新型エクストレイルのデザインスタディーは始まったという。初代エクストレイルが持っている機能はすべて受け継ぐことと、道具としての使いやすさをさらに磨いてエクストレイルの世界をさらに広げていくことが狙いのようだ。また、デザインプロポーションも一目で分かるシルエットで、たとえ雪に覆われていても、確認できるといった存在感あるデザインテイストで構成されている。 |