価値ある存在、意味あるマイナーチェンジ |
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今回のエスクード・マイナーチェンジモデルは、静粛性の向上も計られているのもポイントである。
前後プロペラシャフトの前側ジョイントに、振動伝達の少ない「スライド可能式等速ジョイント」を採用している他、フロントとリアのドアトリムにロアシールを追加している。またエンジン部は、液封フロントマウントをサイズアップし、さらにシリンダーブロック剛性とシリンダーブロック締結剛性を高くして振動、騒音を抑制している。エンジンを始動させたときや、ちょっとした登り坂などのエンジンの唸り音をはじめ、クルージング時の風切音など、かなり遮音されていることがわかる。
今回、デザインの大幅な変更、改良は行なわれなかったものの、確実に日本のSUVとして既に高い実力を有するスズキ エスクード。まさに20周年に相応しい、エスプリランナバウト4WDの姿を見た。
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