トヨタ パッソ セッテ 新型車解説
全車安心の“6エアバックシステム”搭載
一方安全装備に関しては、全方位の衝突安全性能と6つのエアバック装備が特徴だ。まず、パッソ セッテとブーン ルミナスには“全方位コンパビリティ”という、車重の異なるクルマ同士の衝突でも、軽いクルマの衝突安全性確保と、重いクルマの加害性低減によって安全性を図るという考え方を取り入れている。ちなみに両車のボディは、トヨタの“GOA”、ダイハツの“TAF”のそれぞれの評価基準をクリアした衝突安全ボディを採用している。
また、対クルマだけではなく、対人間へも、傷害威力を軽減するボディ構造を、フロントバンパー、ボンネット、フロントフェンダー、カウル(ボンネット上部)に採用している。 その他にも“むち打ち軽減フロントヘッドレスト”に、SRSサイドエアバックとSRSカーテンシールドエアバックを設定した“6エアバックシステム”を採用している。
走行面においても、カーブ等での横滑りを防止するVSCをオプションで用意。さらにABSには電子制御動力配分システムとブレーキアシストをプラス。緊急ブレーキ時に、安定した制動力を確保してくれるのだ。実に内容の濃い一台だ。