アウディ A3 試乗レポート
新たなプレミアムコンパクトの佇まい
A4やA5と共通するシングルフレームグリルは質感が向上し、ボンネットやフェンダーの形状の存在感が増しており、グリルと一体感をもたせたデザインに変更されたことで、エモーショナルな佇まいを手に入れている。ヘッドライトの眼光は鋭くなり、1.8Lと2Lモデルには暗闇に浮かび上がる7個のLEDと光ファイバー技術を応用した独創的なリヤのコンビネーションランプが変革の時期にあるアウディの思想を訴えかける。
その他には、サイドターンシグナルインジケータ付きのドアミラーを採用し、ドアハンドルやアルミホイールのデザインを変更。
ボディカラーは6色の新色が追加され、11色から選択できるようになった。
インテリアは4つの丸い送風口を縁取るようにクロームメッキがあしらわれており、TTロードスターを彷彿とさせる。ブラックメーターに赤い指針と白文字が浮かびあがるディスプレイはスポーティーで洗練されたコックピットの演出に一役かっている。