リンカーンテイストをしっかり踏襲したNewデザイン |
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ユニボディと呼ばれるモノコックに近いビルトインフレームボディを持ち、全長4,750mm×全幅1,925mm×全高1,705mm、ホイールベースは2,820mmというサイズは、世界戦略をも視野に入れたであろうミッドサイズである。
「モダン・アメリカン・ラグジュアリー」を謳うスタイリングは、リンカーンブランドらしく威風堂々としたもの。フロントマスクは、ヘッドライトと一体化したフロントグリルが特徴的。中央に大きなリンカーンスターを配し、ピッチの細かい縦と横の線を組み合わせた格子状のメッキグリルは、非常に個性的な佇まいを見せる。リアは、ボディ幅いっぱい横一文字としたテールランプが特徴。ノーマルでこのような大胆な処理というのも、いかにもアメ車らしい。さらに、ドアミラーやフォグランプベゼルなど、各部に配したクロームのアクセントや、同じくクロームのアルミホイールなど、すでにカスタマイズされたクルマのような雰囲気もある。
インテリアでは、左右対称を基調とし、スクエアなモチーフを多用した端整なデザインのインパネが特徴。パイピングを付けたレザーシートや、各部に配したメイプルウッド、効果的に入れたステッチなどにより、上質感を演出している。
広大なガラス面積を誇るパノラミック・ビスタルーフは、日本仕様に標準装備。これがもたらす開放感は、同クラスのライバル車ではちょっと思い当たらないほどだ。さらに、地デジチューナー内蔵のHDDカーナビや、運転席&助手席シートヒーター&クーラー、後席シートヒーターなどを標準装備する点も、ラグジュアリーCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ヴィークル)を謳うMKXに相応しい。
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