注目のクラウン・ハイブリッド その走りは”新しい”のか |
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クラウン・ハイブリッドはシリーズの頂点に立つもので、基本的にはレクサスGS450hのパワートレインを踏襲している。従って、エンジンは3.5Lの直接噴射と間接噴射を組み合わせた2GRで、最高出力296PS/368Nmユニット。これに、147kw/275Nmの出力を持つハイブリットシステムを組み合わせている。
クラウン用に回生率のアップなどを図っているが、出力などは全く変わらない。プレミアムブランドのレクサスとトヨタブランドのクラウンが、全く同じパワートレインではブランドの確立などは図れないのではないかと思うが、気のまわし過ぎか・・・。
ハイブリットをおさらいしておくと、288Vのハイブリットバッテリーを、パワーコントロールユニットで650Vまで昇圧してモーターを回す。モーターの出力はリダクションギアによって速度に応じて2段に切り替えているので、低速から中速では高い駆動力、高速ではハイギアで回転を抑えた走行を可能としている。
例えば、発進時のように急に大きなトルクが欲しいときはモーターの力を借りて、高速ではクルージングの得意なガソリンエンジンを使うように、状況に応じて電気モーター/ガソリンエンジンを使い分け、あるいは併用して、さらに今まで捨てていたエネルギーを回生するのがハイブリットの特徴である。 |
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【1】注目のクラウン・ハイブリッド / / / |
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トヨタ クラウン ハイブリッド 新車価格:595〜619万円 |
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