デザインは細部が“リッチ”に |
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ボディは、新ボディ色のカメリアレッドパールと、アウトバック専用のサンライト・オパールが設定された。
細かい部分では、2.0GT spec.Bのフロントグリルのメッキ部分を変更したことや、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャーを内蔵したバイキセノンヘッドランプを採用した(2.0i系を除く)。
インテリアは、ピアノブラックのオーディオセンターパネル(2.0iを除く)や、インパネ中央のパネルサイド部は内装色やグレードの個性に合わせて4種類設定されるなど、全体に質感が向上している。
SIドライブを駆使して快適なドライブ
新搭載の2.5Lターボは、5速ATと組み合わせられている。ミッションは、スバル独自のSIドライブ付き。I、S、S# の3モードで、ミッションのシフトタイミングや出力をコントロールする、ハイテク装備である。
実はこのSIドライブも、今回は改良された。とくに、エコノミーモードのIモードは、アクセルを踏み続けることで最大トルクが発揮できる出力特性に制御されるようになった。従来のアンダーパワー気味のモードではなく、ドライビングを楽しめるモードになったのだ。
そのIモードを選択して走り出す。アクセルペダルを踏み込むと、4,000回転からレスポンスがよくなり、ググッと加速していく。
0→100kg/hは、Iモードでも7秒台とかなり速い。しかし、2Lターボのような暴力的ともいえるトルクの立ち上がりではない。メーカーの目指した“ゆとりの速さ”を実現している。
今回、ツーリングワゴンとB4に搭載された、ノンターボの2.5L 177馬力にも試乗した。こちらは4速AT+SIドライブの組み合わせだ。動力性能は、0→100kg/h加速がIモードで10秒台。速くはないが、実用的、かつ経済的なエンジンといえる。燃料もレギュラーガソリン仕様だ。
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スバル アウトバック 2.5XT 新車価格:347〜368万円 |
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