308デザインは307がベース
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エクステリアデザインにおいて308は一見、ボディサイズ以外では307との大きな変更点は感じられない。それもそのはず、“307デザイン”をベースに造り出された新型車であるからだ。
308のフロントフェイスは、307には無かった、エンジンフードから流れ落ちるボリュームある凹凸の面構成が特徴的で、そこからなんともワイルドな表情を覗かせる。まるで獰猛な猫のようだ。続いて、ロアグリルの樹脂成型のトップバンパーも、一本のワンパーツへと変更、そしてフォグランプも307の小さな丸型ランプから縦長のランプへと変更を遂げている。
他にはサイドミラーや、リアランプの変更も行われた。足回りには、16インチ アロイホイール(Premium)と、17インチ アロイホイール(Cielo)、18インチ アロイホイール(GTi)も各グレードに装着され、GTiにはリアスポイラーも装備される。
なんといってもメインとなるのは大きなパノラミックガラスルーフ(Cieloのみ)が新たに取り付けられたことだ。この装備により、とても明るい開放的な雰囲気が楽しめるであろう。
インテリアは、広い居住空間がウリというだけあり、やはり全体的に開放的で明るい印象を受ける。前方視界も大きく開けており、視認性は極めて良好である。乗る人全てに気持ち良いドライビングを提供できると言える。
ファブリックシートは大柄な筆者(175cm)が座ってもゆったりとしている。クッション性も心地よく適度なホールド感も備わり、とても上質な印象を受ける。装飾に関するデザインは、大きく変更した所はないが、インパネとメーター辺りが307テイストを残しつつもオリジナルデザインで新しさを出しており、トータルでカチリとしたハードな印象を見せる。
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