eKスポーツ:エンジン
eKスポーツの「R」には、3G83型インタークーラーターボ付エンジンが搭載される。ターボチャージャーの過給器を低速から立ち上げることにより、低速から高速まで全域にわたってレスポンスよく力強い動力性能が魅力。過給器を細かくコントロールすることで、アクセル開度に合わせたリニアなフィーリングを実現している。さらに触媒の容量を小型化することで、排気過程での抵抗をより小さくするなど、従来型「eKスポーツ」の元気の良い走りをキープしている。
組み合わされるトランスミッションは、NA仕様と同じく2WDの4速オートマチックモデルにロックアップ機構を追加したもの。小型のトルクコンバーターを採用し、軽量化されたいる。ロックアップ制御には、減速ロックアップ制御を盛り込み、さらなる燃費向上が図られた。また、ラジエータータンク内蔵の、ATオイルクーラーを小型軽量化することでも燃費に配慮するなど、目に見えない細かい改良が加えられている。
結果として2WDモデルでは10・15モード燃費で約1km/Lの燃費性能の向上を実現させた。また、NA、インタークーラーターボ付エンジンとともに、ラジエータコアとクーリングファンの改良が行われ、冷却性能の向上も図られている。
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